【USUMS13/最高1985】原点回帰リザコバランド対面構築

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[はじめに]

 皆さん初めまして。
イテザと申します。

S13お疲れ様でした。

今まで細々とポケモンのシングルレートを楽しんでおりましたが、今期からTwitterでポケ垢を作り気持ち新たに対戦と向き合いました。

お陰様で自身最高レートを大きく更新して、相棒のコバルオンと共にシングルレート1985を達成することができました。

あまり高いレートではないかもしれませんが、自己最高更新の記念と、コバルオンの記事を残すことに意味があると思ったので構築記事を書くことにしました。

是非読んで頂ければ幸いです。

 

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(以下常体)

 

[構築経緯]

これまでコバルオンと組ませるメガ枠にボーマンダギャラドスを採用してきたが思うようにレートは伸びず、今期はSMシーズンに1870くらいを達成したコバルオン+リザードン+霊獣ランドロスの並びをもう一度試そうと思い、構築をスタート。

環境に多いカバマンダや受けサイクルに強い型の霊獣ボルトロス、初手性能や奇襲性能が高いノーマルZカビゴン、リザマンダグロスゲンガーの4大メガボケモンに強い技構成のゲッコウガを採用して構築が完成した。

 

[個体紹介]

1.リザードン

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特性:猛火→日照り
性格:臆病
持ち物:リザードナイトY

 

技構成

エアスラッシュ/大文字/ニトロチャージ/鬼火

 

実数値:159-93-108-148-106-165
メガ後→159-111-108-198-136-165

努力値:44-0-76-148-4-236

 

H:16-1
B:ステロ+A222メガハッサムの+2バレパン13/16耐え
C:余り
D:余り4
S:最速ミミッキュ抜き抜き,S+1でS+2準速70族抜き

 

最低限の速さ、最低限の火力、最低限の耐久をいい所取りした器用貧乏型リザードン

後述のコバルオン同じくORAS期からの戦友でHB方面の調整もその頃の名残であるが、現環境でも役立つ場面は結構あった。

 

しかしその分火力を落としている為、火炎放射ではなく大文字での採用になっている。

より火力を求めるならオーバーヒートを採用するのも手だが、撃ち逃げになってしまうのを嫌って大文字で使い続けた。

もう一つのウェポンがエアスラッシュであることもあって命中不安にはかなり泣かされた。

 

炎技でゴリ押せば良さそうと思っていたので、ラスト1枠にはクチートやガルーラの不意打ちへの安定択になる鬼火を採用した。

ミミッキュには鬼火→皮剥ぎ(エアスラorニトチャ)→大文字で超低負担で突破できる。

下から舞ってくるマンダにも上から鬼火入れられると思っていたが今期は速いマンダが多く、クチート相手にもラティアス引きに対応できなかった為、絶対めざ氷などの方が良かった。

ヒードランウツロイドも重かったので地震も一考の余地あり。

 

ステロが多い環境だが、ステロを踏んだとしても上から叩く必要があるorニトチャを積めれば前抜きできる相手には選出した。

ステロを絡めたサイクル戦に持ち込まれる可能性が高い場合は選出せず、後述のボルトロスで詰めていく。

 

またメガ前の状態がDL対策できていないのでBとCの実数値を1ずつ落としD実数値を2伸ばした方が良さそうだと感じた。

 

Sの+2準速70族抜きは雨下のラグと殻を破るパルシェン意識。
これもORAS期の名残で、今ではどっちも陽気の可能性があるので万全の対策とは言い切れない。

 

2000チャレンジ目前まで来れたのはこのポケモンが技をしっかり当ててくれたから。

2000到達を逃したのはこのポケモンの技が当たらなくなってしまったから。

 

 

2.コバルオン

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特性:正義の心
性格:無邪気
持ち物:達人の帯

 

技構成

アイアンヘッド/聖なる剣/ボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)

 

実数値:175-121-167-111-82-170

努力値:68-84-140-4-0-212

 

H:16-1
A:H175B171メガバンギラスを帯聖剣で確1
B:A216メガバンギラスの+1地震を確定耐え=同値ランドの地震耐え
C:余り4
S:最速ガブリアス抜き

 

ORAS期からの相棒。

便利なゴーリ対策。

調整はリザの前で舞ってくるメガバンギラスを後出しから狩ることを意識。

後半の上位でガルミミが増えたのは追い風だった。

 

リザに飛んでくる岩技の引き先、ランドに飛んでくる氷技の引き先。
ただしD耐久はないので過信は禁物。

 

ミミッキュに打ち怯みでアドが取れ得るアイヘ、安定格闘打点でゴーリにも強い聖剣、対面操作できギャラドスへの打点になるボルトチェンジ、ガブやランド等氷4倍弱点への打点になるめざ氷。

アタッカー型ならこの4ウェポンでこのポケモンの技は完成されていると思う。

 

B耐久が高いが決定打には欠ける。
弱点を突かないと火力が出ないが技範囲はそこそこ良いので、刺さる所に刺さると言った感じ。
ランド対面はとりあえずめざ氷を打っとくとアドが取れる可能性が高い。

ガルランドミミッキュは鹿のおやつ。

でもABミミッキュは帯アイヘでも落とせない(与ダメ70.9%~85.1%)ので辛み。

 

火力に関してはメガバンギラスがようやく確1になる程度なので大体の敵は1発では落とせない。

基本上から2回動いて倒す想定をする。

持前のB耐久で一致地震でも耐えるので、アイヘか聖剣で弱点を突ける、もしくはめざ氷で4倍弱点を突ける物理相手なら殴り勝てる。

 

より火力の出るインファイトの採用も視野ではあるが、ゴーリにだけは絶対に負けたくないので聖剣にしている。

 

C方面の火力がもう少し欲しい場面があったがAもBも落とせないので我慢した。
逆にC4振りめざ氷ならHBランドの木の実を高確率で発動させない(与ダメ63.7%~76.0%)ので悪くはなかったのかも。

 

Sラインを実数値で3伸ばすことで準速マンダ抜きができるが同様の理由で断念。
マンダの相手はおとなしくボルトとゲッコウガに任せることにした。

 

このポケモンを知ってる人ほど電磁波やストーンエッジ読みの行動をしてくるのが面白かった。

 

やはりどうしても選出できない相手が多かったが、このポケモンでないと止められない相手も多い為、出すときは信じて選出する。

特にパーティ単位で重いマンムーパルシェンがいるときはなるべく選出した。

 

3.ランドロス(霊獣)

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特性:威嚇
性格:意地っ張り
持ち物:拘りスカーフ

 

技構成

地震/岩雪崩/蜻蛉返り/大爆発

 

実数値:167-216-110-x-100-141

努力値:20-252-0-0-0-236

 

調整意図はA特化以外特になし。
Hが167なのは4振りだった場合の165という数字が好きじゃないから。

 

コバルオンとの相性補完に優れ最低限のサイクル戦を展開できる。

コバルオンの相方として、なくてはならない存在。

 

威嚇で物理アタッカーの火力削り、蜻蛉でサイクル回す、電気の一貫切る、地面の一貫切る、爆発で1:1交換などメチャクチャ仕事する。
その仕事っぷりはここで書くまでもないと思う。

 

意地スカーフの最大の利点は無振りグロスを乱数で落とせることだったが、基本それ意識の耐久調整をされていて落とせないことがほとんどだった。

舞ったギャラや準速ウルガの上を取る為の陽気スカーフの方が良さそう。

(意地っ張りなのは陽気個体を持っていないから。)

 

 

4.ボルトロス(霊獣)

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特性:蓄電
性格:臆病
持ち物:マゴの実

 

技構成

10万ボルト/めざめるパワー(氷)/挑発/悪巧み

 

実数値:184-x108-168-113-135

努力値:236-0-140-20-100-12

 

H:4n
B:割愛
C:余り
D:割愛
S:最速70族抜き


上記3体で厳しいカバマンダや崩せない受けサイクルを倒す為の枠。

前期の構築記事を眺めていて評価が高かったことに加えて、上記のポケモンたちとの相性補完にも優れていた為採用。

耐久調整は有名な型なので割愛したが、控えめ個体がいなかったため臆病個体を用いてCとSの調整はそれ用に手直しした。

 

Cを削った弊害も多少あったが、多くのグライオンや同系統のボルトの上を取れるメリットもあり一長一短。

 

カバマンダやドヒドグライには積極的に選出していった。

ポリゴン2へ仕事してくれることを期待していたが、DLポリ2にしか仕事できないことが分かり辛みがあった。

 

挑発でステロ展開を阻止できれば美味しい。

 

崩したり崩せなかったりと相手を選ぶ崩し枠だったが、想定していた活躍はしてくれたので、なくてはならない存在だった。

特にカバマンダ系への勝率はとても良かったが、それはこのポケモンのお陰である。

 

5.ゲッコウガ

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特性:変幻自在
性格:無邪気
持ち物:気合の襷

 

技構成

水手裏剣/悪の波動/冷凍ビーム/岩石封じ

 


実数値:147-116-87-155-81-191

努力値:0-4-0-252-0-252

 

CS振り余りA。

 

安定の冷凍ビームに加え、グロスゲンガーの他ガルドも意識した悪の波動とリザウルガを意識した岩石封じを採用した。

ラスト1枠はバシャやスカーフランドに打てる便利な先制技の水手裏剣を採用。

 

環境を席捲する強いポケモン達に器用にツボを突いていける。

しかしながら等倍だと火力はあまりないので注意が必要。

襷の行動保証と岩封によるS操作ができるのが良かった点。

 

カバマンダガルドの他グロス軸に出していくことも多かったが、裏からレヒレが出てきてとても面倒臭かった。

パーティ単位で対フェアリー打点に乏しかった為ダストシュートを採用したかったがどの技を切ることも出来なかった。

 

無難に強く1900帯で戦えたのはこのポケモンのお陰。

 

 

6.カビゴン

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特性:免疫
性格:意地っ張り
持ち物:ノーマルZ

 

技構成

自爆/地震/炎のパンチ/欠伸

 

実数値:235-178-103-x-145-50

努力値:0-252-140-0-116-0

 

借り物調整なので割愛。

 

初手性能及び奇襲性能が高く、欠伸で流したり自爆で起点回避できたり何かと優秀なポケモン

型の誤認を誘いやすく、悠長な行動をされることが多かった。

 

ノーマルZと自爆を上手く通せれば勝利がかなり近づく。

ノーマル+地面+炎の技範囲も優秀で、欠伸から交代読みで突き刺すことで相手パーティを壊滅させることもしばしば。

 

毒ガルドへの殺意から特性を免疫にして使っていたが、結果的にボルトで削りゲッコウガの悪波で処理するルートに落ち着いていた為、繰り出し性能を上げる厚い脂肪の方が良さそう。

 

シーズン序盤は本当に刺さりまくっていて1800までトントン拍子で上げられたのはこのポケモンのお陰である。

型も対面構築というコンセプトにマッチしていて良かった。

 

 

[安定して勝てた相手]

1.ガルーラ軸

ガルランドならコバルオンのめざ氷で相手のランドを削ってリザとランドで詰める。

ガッサ入りなら初手ゲッコウガランドロスで襷まで削りリザでニトチャを積む。

ゲッコウガかテテフ入りで初手がそれらなら初手ランドロスで大爆発。

 

2.カバマンダガルド

カビゴン+ボルトロス+ゲッコウガを選出。

カビゴンで暴れてボルトとゲッコウガで詰める。

裏からコケコが出てくると無理だが、それをされたことは1度だけだった。

 

3.オニゴーリ

コバルオン咎める。

クレセゴーリはボルトを絡めて頑張る。

 

4.雨パ

カビゴンで暴れて欠伸で起点を作り、リザでニトチャ積んで雨下ラグを上から叩き、ゲッコウガで詰める。

天候を取り返す動きは必要なかったが、相手は雨要員を残す選択を取るので行動読みがしやすかった。

 

[厳しい相手]

1.ボルトで突破できない受けサイクル

ウツロ入りやヤミヌケ、天然ヌオー入りなど。

 

2.身代わりポリ2

カビゴンのZも欠伸もすかされてアドを取られまくる。

 

3.ヒードラン入り

リザが止まる。

しかしリザがいないと突破が困難な相手も同時に選出されるので苦しいことになる。

カビゴンで頑張る。

 

4.ジャラランガ

フェアリータイプがパーティに居ないのでZを積まれると厳しい。

ゲッコウガの岩封でS操作してリザかランドで上から処理する。

 

5.身代わり激流水Zゲッコウガ

上から殴られるだけで終わる。

水手裏剣の回数を祈りながらランドロスで上から処理する。

 

6.鈍いカビゴン

ボルトで挑発しても怪しい。

コバルオンで勝つ為には剣舞メトロノームが必要。

 

などなど。

 

(以下敬体)

 

[おわりに]

今期は今まで経験したことの無かったレート帯で維持できて個人的には満足のいく結果だった反面、終盤に詰め切れずに最後は大きくレートを落としてしまったのが悔やまれます。

それでも相棒のコバルオンと共にそこそこの結果が残せて嬉しく思います。

また新しくTwitterを始めて色々な人に出会えて常にモチベーション高く、楽しくポケモン対戦できたのが良かったです。

S14は別の構築を考えているのでそちらでまた頑張っていきたいと思います。

ここまで読んで頂きましてありがとうございました。

そして対戦してくれた皆さん、ありがとうございました。

 

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それではまた何かの記事でお会いしましょう。

では。